【海外猫スポット】意外と穴場?ギリシャ・ミコノス島の猫スポットを紹介!

2022年3月12日

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世界の猫を探す旅、トルコ・イスタンブールに続く2回目はギリシャ・ミコノス島。

ギリシャは本島を含め、他の島にも猫が沢山いるらしい。今回はフライトが安かったという理由でミコノス島をチョイス。

実はイドラ島に行きたかったけれども、どうやらオフシーズンはアテネからのフェリーが出ていないようで断念せざるを得なかった。

スイス・ジュネーブからアテネ乗り継ぎで約4時間、ミコノス島国民空港に到着。

空港でいきなり猫発見。でも顔が怖い。

シーズンであれば中心部までのバスが出ているらしいが、それほど離れていないようなので、猫を探しがてら歩いていくことにする。

残念ながら道中には他に猫はおらず(ほとんど道路だったからなのだが)、心の中で不安がもたげる。猫がいなかったら島で何をすれば良いんだ?

景色はとても良い。

しかし、中心部であるミコノスタウンに入るとそんな不安は一瞬で吹き飛んでしまった。目の前には、真っ白に塗られた家と青い窓、迷路のような小径。青空とのコントラスが眩しい。

この町並みは「絵本のような〜」と形容されることが多いが、個人的には異世界転生している気分だ。

ミコノスタウン。家が全部白い。

オフシーズンということもあり、人がまばらなのも良い。店も半分くらい閉まっているが、1泊〜2泊程度なら問題ないだろう。

今回は猫が戯れるのが主な目的ではあるが、この町でのんびり過ごすだけでも楽しそうだ。

ミコノス島の猫たち

路地に入ると、すぐに猫を発見することができた。

ミコノスタウンで出迎えてくれた猫。いきなり可愛い。

町の広場、玄関の前、ベンチの下…至る所で猫が思い思いの時間を過ごしている。しかも人懐っこい猫が多い。天国かよ。

良い夢見てそうな猫。
真ん中の猫を巡って?相対する猫達。
どことなく哀愁が漂う猫。

特にあてもなく、ぶらぶらと海の方へと向かう。普通に歩けば10分掛からないが、見つけた猫をひとしきり撫でながら歩いていたら1時間以上かかってしまった。

ミコノス島の猫スポット

ミコノス島で観光と猫を一緒に楽しみたいのであれば、ミコノスタウンをぶらぶら歩くのが一番だろう。

ここでは、観光は二の次で猫と遊びたいんじゃ!という珍奇な人のために、ミコノスタウン周辺の猫スポットを紹介しておく。

ちなみに、この島の猫は人間と共存しているタイプが多いため、町から離れすぎると逆に猫を見なくなるので注意。

1.Bus station付近

一番のオススメスポット。ミコノスタウンから海岸線沿いの道を北上した場所にある。シーズン時はこのバスターミナルから空港含め他のエリアにアクセスできるようだ。12月に訪れた際にはバスは一本も走っておらず、猫のたまり場になっていた。

常時5匹ほどの猫がたむろしており、そのうちの1匹は膝の上に座るのが好きなようで、隣に座るとすぐ乗ってきてくれた。そしてそのまま寝始めたので30分くらい動けなかった。でも可愛いから許す。

こんなんされたら動けませんわ。

他の猫も人懐っこく、オフシーズンであれば人もいないので猫空間を独り占めにできる。

両手に猫とはこの事。

2.Polikandrioti通り

ミコノスタウン中心部からやや北の方にある海岸沿いのストリート。ここの猫は、車の下に潜っていたり、木の根っこの陰に隠れていたりする。町中に比べるとやや警戒心強めの猫が多かった気がするが、それでも半分くらいは遊んでくれる。子猫もチラホラ見かけた。

おそるおそる角の向こうを覗く子猫達。

3.坂を登った先にある廃墟

厳密にはここは猫が集まるスポットではないのだが、印象に残ったので記しておく。

ミコノスタウンを高台から見下ろそうと、町から見て北東の方向に坂道を登っていくと、ボロボロの廃墟を見つけた。別に廃墟マニアではないのでいつもなら素通りするのだが、良く見ると入り口に何かいる。子猫だ。

廃墟。子猫が日向ぼっこをしている。

廃墟の中はゴミが散乱しており、子猫(3匹ほどいた)も近付くと怯えた様子で逃げてしまったので早々に引き上げたが、なんとも雰囲気のある場所であった。

高台から見た町。もっとフォトジェニックな写真が撮りたい。

まとめ

以上、ギリシャの猫島こと、ミコノス島の紹介でした。噂に違わぬ、猫好きにはたまらん島だったので機会があれば訪れてほしいと思います。

ペリカンもいます。

Posted by Makoto