【絶景】アイガー北壁を堪能しよう!グリンデルワルトのおすすめハイキングコース&キャンプ場
アイガー北壁は、高さ1,800mの岩壁で、グランド・ジョラスの北壁、マッターホルン北壁とともに登攀が難しいルートの1つとして知られています。
他方で、アルプスの少女ハイジの舞台であったり、イッテQのイモトがアイガー北壁にチャレンジしたこともあり、スイスの観光地でも日本人には馴染み深い場所なのではないかと思います。
今回は、2019年6月頃にグリンデルワルトを訪れた際に実際に利用したキャンプ場について紹介していきます。
アイガーへのアクセス・拠点
アイガー近辺でハイキングやキャンプをする場合、スイスのグリンデルワルト(Grindelwald)という街を拠点にすることになります。
ちなみにグリンデルワル「ド」ではありません。グリンデルワル「ト」です。グリンデルワルドだとハリポタに出てくる魔法使いになっちゃいますね。
グリンデルワルトはスイス中央部に位置する街。ジュネーブから鉄道(スイス国鉄)でアクセスする場合、インターラーケン(Interlaken)経由で4時間ほどかかります。
このインターラーケンという駅は、今回紹介するアイガーだけでなくユングフラウヨッホなどアルプスの山々にも交通が通じていることから、海外旅行等で複数のアルプスを訪れる際の拠点となる街でもあります。今回は、アイガーのみが目的だったので乗り換えのみでした。
グリンデルワルトはこじんまりとした町ですが、スイスの観光地らしくスーパーや登山用品店、レストランやホテルなど一通り揃っており、不便を感じることはほとんどありません。また、ヨーロッパの観光地では珍しく中国系ではなくインド系の観光客が大勢いる町です。
インド系の観光客が多い理由は謎です。英語でも調べてみましたが情報は出てこず…、おそらくはボリウッド映画の舞台になったとかそんな理由だとは思いますが。ちなみにインターラーケンには韓国人が多かったりと、観光地によってアジア人がいる割合が違ったりします。
グリンデルワルトがおすすめな理由の一つとしては、駅のすぐそばに日本人向けの観光案内所があることです。係員とも日本語でコミュニケーションを取ることができるので、英語が苦手な方でもプランを立てやすいです。これもハイジ効果ですかね。
グリンデルワルト周辺のハイキングコース
スイスの登山スポットの例に漏れず、グリンデルワルトにも沢山のハイキングコースがあります。
観光案内所でパンフレット(日本語版含む)を入手することができるので、必要に応じて案内所のスタッフにも相談しつつ、自分の体力や装備を考慮して決めると良いと思います。なお、登山ルートは公式サイトからもチェックすることができます。
流石にアイガー北壁まで乗せていってくれるロープウェイは存在しないので、今回はグリンデルワルトから簡単にアクセスできるフィルスト展望台まで行ってきました。フィルスト展望台からはシュレックホルン、ヴェッターホルン、アイガーといった名峰群を一望することができます。
帰りもロープウェイを使っても良かったのですが、眼下に広がるこの素晴らしい景色をもっと満喫したかったので、歩いて下山することにしました。
下山時の所要時間は2時間程。全体的になだらかな続き、4000m級の山々と、一面に広がる花畑、ノンビリとした牛達の群れを楽しむことできます。ルートもほぼ一本道なので、標識を見ながら道なりに歩いていけば迷うことはないと思います。
ハードなハイキングを楽しみたい人には、5〜6時間のコースもあるのでそちらもオススメです。
アイガー北壁を望めるキャンプ場「Camping Eigernordwand」
今回、キャンプ場として「Camping Eigernordwand(アイガーノルトヴァント)」を利用しました。
アクセスは、グリンデルワルト駅から121番バスに乗り「Sage Grund」で下車し、そこから徒歩15分ほどで行くことができます。
自分は駅から歩いていくこともできますが、徒歩だと1時間近くかかるので注意。
キャンプ場には宿泊施設が併設されており、キャンプ料金はそこで支払います(20CHF)。設備は、Wi-fi・電源・シャワーと必要なものは全て揃っているようでした。
そして、このキャンプ場の何が良いってアイガー北壁を眺めるのにベストスポットなのです。
特に素晴らしいのは夕方から夜にかけての時間。夕陽でアイガー北壁が徐々に朱く染まっていき、思わず溜息が漏れてしまうような幻想的な光景を楽しむことができます(写真撮り忘れた…)。
テント場自体はそれほど大きくないのですが、人も多くないので、わりと自由にテントを設営することができるのもGOODです。
おわりに
以上、アイガー北壁を望むソロキャンプとグリンデルワルト付近のハイキングのお話でした。
グリンデルワルトは、ハイジの舞台そのままの牧歌的な雰囲気と、アイガーという峻厳な山が共存するエリア。
モンブランやマッターホルンともまた違った魅力があるので、興味のある方は是非一度訪れてみては如何でしょうか。
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