スイス国内での郵便の送り方まとめ
スイスでの生活が1年経過した頃、職場から滞在許可証(Carte de legitimation)を更新してください、との連絡がありました。
普段であれば庶務を担当する部署に行って手続きを済ませればいいのですが、今はリモートワーキングの真っ最中。郵便で送ってくれとの指示がありました。
しかし、私は今まで郵便を受け取ることはあってもスイス国内で郵便を出したことがなく、具体的な方法が分からないことに気づきました。
ネットで探しても国際郵便の送り方は沢山見つかるのですが、肝心の国内郵便の送り方を説明したサイトがどこにもないのです。
記事が無いなら自分で作ればいいじゃない、ということで今回はスイス国内の郵便の発送について紹介していきたいと思います。
スイスの郵便局の名称は?営業時間は?
スイスの郵便局の名称は地域によって異なります。これはスイスはフランス・ドイツ・イタリアに囲まれた国であり、隣接する国によってメインで使用される言語が変わってくるからです。
表記はフランス語だと“LE POSTE"、ドイツ語だと"POST"、イタリア語だと“LA POSTA"です。私はジュネーブ在住なので"LE POSTE"が郵便局を表します。
基本的に、郵便局は平日の8:00〜12:00、14:00〜17:00が営業時間で、土曜日・日曜日・祝日は休みですが、郵便局によって営業時間に結構ばらつきが有ります。例えば、私の近所の郵便局の営業時間は8:00-18:00となっています。
Le Poste公式HPから、郵便局の所在地と営業時間を調べることができます。2020年4月現在、通常と異なる営業時間となっている場合もあるので注意しましょう。
郵便物の宛先の書き方は?
スイス国内で送る場合
封筒の記載位置ですが、上図にあるとおり、真ん中下に送り先の住所を記載し、左上に自分(送り主)の住所を記載します。右上が切手のスペースになります。
宛先の書き方は上から、
・通り名 (StreetやAvenue)
・郵便番号+市名+国名
になります。"To"や"From"は記載しなくても大丈夫です。
具体例を出すと、今話題のWHOに手紙を送りたければ下記のように書けばちゃんと届きます。
Avenue Appia 20
CH-1211 Geneva 27, Switzerland
スイス国内から日本に送る場合
スイスのアルプスを始めとした観光地ではどこも綺麗なポストカードが売られているので、友達や家族に送りたくなる方もいるかと思います。
日本への郵便(ポストカード)は20グラムまでであれば1.90スイスフランで送ることができ、通常は3日〜5日で日本に届きます。結構早いですよね。他にも余分に料金を払うことで郵送期間を短縮することもできますが、通常はこちらで問題ないと思います。
宛先の書き方は、上記で紹介している配置と同じように書いて問題ありません。また、宛名は日本語で書いても問題ありませんが、「JAPAN」と「AIR MAIL」という文言は忘れずに記入するようにしましょう。
実際に郵便を出してみよう!方法は?
スイスで郵便を出す方法は2つあります。一つは郵便ポストに投函する方法。もう一つは郵便局の窓口から出す方法です。大体日本と同じですね。
私は後者を選びました。理由は単純で、どの切手を買えば良いのか分からなかったからです。笑
窓口で封筒を渡せば、その場で切手代を支払って適切な切手を貼ってくれるので安心です。
ちなみに、切手を自分で購入したい場合はキオスク等で買うことができます。
おわりに
以上、スイスにおける郵便の出し方でした。
実際にやってみればなんてことはない、簡単に終わる手続きなのですが、海外生活をしているとこういった基本的なところでつまづくことが良くあります。今はインターネットの発達により手紙を送る機会がほとんど無くなってしまったので、郵便に関してはあまり困ることもないのですが。
皆さんの参考になれば幸いです。
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