【絶景】ジュネーブからアクセス抜群!シャモニー・モンブランを観光&ハイキング

2020年8月24日

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モンブランは、フランスとイタリアの国境に位置するヨーロッパアルプスの最高峰です。その標高はなんと4810.9m。

今回は、5月末にモンブランを見にシャモニーの街を訪れた時のことを紹介していきます。

アクセスと拠点

モンブランに観光に来る時は、シャモニーという街を拠点にして行動することになります。

シャモニーはフランスではあるものの、スイスとイタリアとの国境線に位置するため、フランスの大都市からのアクセスは実はそれほど良くないという問題があります。

Chamony_town
シャモニー。街中なのに山の存在感が凄い。

一方、スイス(ジュネーブ発)orイタリア(トリノ発)であれば、車(バス)で1時間半程でアクセスすることができます。ちなみに、電車はジュネーブ発だと大きく迂回することになり、4時間以上掛かることになるのでオススメしません。

自分は今回はジュネーブから高速バスでアクセスしました。高速バスは幾つか種類がありますが、本数の多いFlix busやOui busをチョイスしておけば問題ありません。

チケットは事前にオンラインで買っておくのが無難ですが、高速バスのターミナルでも買うことができます。予約するタイミングと日程により値段が変動し、今回は片道19ユーロ(2500円弱)で購入することができました。

Aiguille du Midi(エギーユ・デュ・ミディ)展望台へのアクセス

モンブランを見る!とは言っても、モンブランは初心者が富士山のノリで登れる山ではありません。

なので、ほとんどの観光客はAiguille du Midi(エギーユ・デュ・ミディ)展望台までロープウェイで向かい、そこからモンブランを眺めることになります。この展望台の標高は3777m。ここまでロープウェイで行けるのは驚きです。

しかし、この展望台に向かうためのロープウェイ乗り場はシャモニーに一つしかないため、ここが非常に混雑します。

Chamony_Cable car
ロープウェイ乗り場。朝8時でもかなりの混み具合。

「繁忙期じゃないし空いてるでしょ」とか思ってた自分を叱ってやりたくなりました。流石の人気です。

結局、チケットを買うのに1時間、ロープウェイに乗るのにさらに30分掛かりました。往復チケット代は61.5ユーロ(8000円弱)。高いですが、スイスのHalf-fare cardを使えばほぼ半額になるので持っている人は忘れずに提示しましょう。

ロープウェイの時間や運行状況、展望台の天気などは公式サイトからチェックすることができるので、事前に見ておくと良いでしょう。

ロープウェイが動き出すと、シャモニーの街がグングン小さくなっていきます。同時に街をぐるりと取り囲むようにそびえ立つ山の全貌が見え始め…と、ロープウェイの時点で感動モノの景色を見ることができます。

Chamony_scernary
ロープウェイからの景色。街と山のサイズ感の違いに圧倒される。

景色に夢中になっている間に、あっという間に終点の展望台まで着いてしまいました。一回乗り継ぎを挟んで計20分程です。

終点のロープウェイ乗り場から更にエレベーターに乗り、展望台まで向かいます。

絶景!エギーユ・デュ・ミディ展望台

わくわくしながら展望台の階段を上がって屋外に出ると、そこには今まで見たことのない絶景が広がっていました。壮大な山脈を360°見渡すことができ、上を見上げると空は抜けるように青いのです。大パノラマの山脈とミニチュアの様なシャモニーの街のコントラストは何だか胸にくるものがあります。

Chamony_Scernary2
この山と空のグラデーションが素晴らしい。

しかし、感動醒めやらぬままテンションMAXで散策していると、急に気分が悪くなってきました。そういえば何だか息も苦しい。ロープウェイでサクッと辿り着けてしまうため忘れがちですが、この展望台は富士山と変わらぬ高さなのです。階段を軽く上り下りしてるだけですぐに息切れしてしまうのでくれぐれも気を付けましょう。

次に、記念撮影場所として有名なガラスボックスへと行ってみました。ここは崖から迫り出した空間をガラスで取り囲んでおり、あたかも自分が宙に浮いているような光景を楽しむことができるスポットです。ここも観光客には大人気なので30分〜1時間は待つ覚悟が必要です。自分の時は中国人の団体客が行列を作っていたので諦めました…。

ヨーロッパ最高峰の山を思う存分満喫し、いざ帰路に。まぁここからが大変だったのですが…。

エギーユ・デュ・ミディ展望台からの下山ルート

モンブラン周辺のハイキングコースですが、モンブラン登頂は論外として、エギーユ・デュ・ミディ展望台周辺で他に気軽に歩けるコースがあるかというと、少なくとも5月末時点では無さそうです。

実際に行ってみると分かりますが、5月末だと山道にまだまだ雪が残っており、十分な雪山装備と経験が無ければやめておくのが無難です。

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6月近くでもまだまだ雪が残っています。

今回は、ロープウェイの中継地点であるプラン・ド・レギュイユ(Plan de l’Aiguille)まで向かい、そこから下山することにしました。それでも標高は2300mほどあります。

ルートは地球の歩き方(スイス)に記載してあるプラン・ド・レギュイユから氷河に抜けるコースを選択。氷河の駅から電車でシャモニーまで戻るという算段です。

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真ん中がプラン・ド・レギュイユ。

思ったよりも険しい道のり

いざ下山するべく歩き出してみると、5月末でも雪がかなり残っていました。深いところだと膝下まで埋まります。

最初は人の通った道があったので、それに沿って歩いていきましたが、それもどんどん薄くなっていきます。さらに足跡もだんだん途切れ途切れになり、こりゃ引き返した方が良いかな…と思っているところに下から人が登ってきました。

目的地までどれくらい掛かるのか聞いてみると、大体2時間くらいとのこと。それなら何とかなるかと思い、さらに降りていきます。しかし、地上に降りていけば雪は減るものかと考えていましたが、減るどころか増えていきます。

ここでルートを変更して、氷河ではなくシャモニー の街を直接目指すことにしました。街は眼下に見えていたし、登ってくる人は街から来ているようだったからです。

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夕陽に染まる山が綺麗…とか言ってる場合ではないことに気づく。

結局、下山するまで5時間程掛かってしまいました。疲れた…。

ホテルに戻り、温かいシャワーを浴び、チーズフォンデュをたらふく食べてその日は就寝。

3.おわりに

今振り返ると、今回の計画はかなり軽率であったと思います。5月末〜6月初めだと、スイス(フランス)の山はまだまだ登山には早いということなのでしょう。暖かくなって、雪が解けたら再挑戦してみようと思います。

ちなみに、シャモニーには世界中からハイキング好きが集まるため、多くの登山用品店があります。マムートやローバーなど欧州ブランドのギアが安く手に入るので、ショッピング目当てで行くのも面白いかもしれません。自分は思わずテント道具一式を購入してしまいました…。

山小屋で食べたホットドック。フランスパンをくり抜いてソーセージを刺すという斬新な作り方。