英語リスニングに抜群に効く!超便利アプリTEDICTの使い方
TEDとは?
TED(Technology Entertainment Design)とは、毎年大規模な世界的講演会「TED Conference」(テッド・カンファレンス)を開催している非営利団体です。TEDではテクノロジー、環境問題、アートなどありとあらゆる分野について世界中の専門家がプレゼンテーションを提供しています。
プレゼンテーションは基本的に英語で行われ、講演内容はTEDのウェブサイトで無料で閲覧することが可能。ウェブサイトでは有志による多言語翻訳も提供されており、日本語のスクリプトも読むことができます。
TEDで英語の勉強をする際の必須アプリ「TEDICT」
TEDは公式サイトで英語・日本語のスクリプトを見ることができるので、そのままでもリスニング教材として利用することができますが、ディクテーションやシャドーイングの教材としても活用することができます。
しかし、公式サイトは英文一文ごとの再生には対応していないので、自力でやる場合にはいちいち再生や巻き戻しをする必要があり、操作が結構面倒だったりします。
そこで便利なのがiphoneやAndroidのアプリ。TEDを英語教材として使うためのアプリはいくつかありますが、断トツでおすすめなのが「TEDICT」です。
自分はこのTEDICTを使った勉強を半年間継続することで、伸び悩んでいたリスニング能力が飛躍的に伸びました。
このTEDICTを使うことで、TEDのディクテーションやシャドーイングの勉強がめちゃめちゃ捗るようになります。有料アプリ(490円)ですが、個人的には1万円出しても良い価値があるアプリだと思っています。なお、TEDICTには無料版もありますが、機能がかなり制限されてしまっているのでお試し位の感覚で使うのが良いでしょう。
今回はこのTEDICTの使い方について紹介していきたいと思います。
TEDITの使い方
TEDICTを起動すると、トップ画面にプレゼンテーションが新着順に表示されます。
画面右上の①Sortからは時系列や人気順などでソートすることができます。
②は左から言語・トピック・長さでプレゼンを絞り込むことができます。
③は左からマイリスト(保存したプレゼンの管理)、アーカイブ(カレンダー機能)、検索機能、辞書機能となっています。
タイトルをクリックすると、プレゼンの個別ページに飛びます。
①New Dictationをクリックするとダウンロードが始まり、ここで保存したプレゼンは先の画面のMy listからアクセスすることができます。左のPlay Onlineを選択するとダウンロードせずにストリーミングでプレゼンを聞くことができます。
②は左からスクリプト、リピート機能、プレゼンで使用されている単語をそれぞれ確認することができます。
ダウンロードが終了すると、New DictationがそれぞれTEDICTとTEDICTisyという項目に変わります。TEDICTが自分でタイピングするディクテーションで、TEDICTisyが単語を選択して順番に埋めていくようなディクテーション機能になります。
プレゼンのトピックにもよりますが、人の名前や地名などの固有名詞や難しい専門用語が出てくることも多いので、最初は後者のTEDICTisyから始めることをオススメします。
上記がTEDICTisyを選択した時のディクテーション画面になります。①が英文、②が日本語訳、③が候補の単語リストとなっています。
ページを開くと自動的に英文が流れ、もう一度聞きたい場合は真ん中右の再生ボタンを押すことでリピートすることができます。発音スピードは2.1倍から0.4倍まで調整することが可能なので、少し聞き取るのが難しい位のスピードでチャレンジしてみましょう。
また、単語を選択するほかにも音声認識にも対応しており、マイクのマークをクリックすることでシャドーイングのように単語を音声で入力することもできます。
右上のしおりマークからブックマークもできるので、便利そうな表現や上手く聞き取れなかった文章があった場合にはチェックしておくと良いでしょう。
なお、これらの細かい設定はトップ画面左上の歯車マークから全て設定することができます。
どのプレゼンを選ぶべきか?
TEDでは2020年末現在で3600以上のプレゼンを提供しており、どれから始めて良いか分からないという人もいると思います。
個人的には、新着や絞り込み機能のTopicから自分の興味のあるテーマを手当たり次第に探してみて、最初の一文、二文目を聞いてついていけそうであればそのまま続行すれば良いでしょう。
また、あまり長すぎるプレゼンを選んでしまうと途中で息切れしてしまうので、Durationから0-6分のプレゼンに絞り込んでいくのも有効です。「マット・カッツの30日間チャレンジ」などは3分前後でも非常に内容が濃くてオススメです。
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自分は1週間に2~3本、短めのプレゼンをこなしていくスタイルでかなり英語力を伸ばすことができたと思います。あと雑学の知識が沢山身につきました(笑)。
おわりに
以上、英語学習の強い味方、「TEDICT」の紹介でした。
自分も今までスタディサプリやDuolingoなどの英語学習アプリを試してきましたが、アプリ系で続いているのはこのTEDICTだけです。人間の意思の力なんてそんなもので、結局楽しくないと続かないんですよね。
今でも飽きずに継続できている理由は、まさに英語の学習内容が自分の興味や好奇心とリンクしているからだと思います。
英語、特にリスニングで伸び悩んでいる人は一度TEDICTを使って勉強してみては如何でしょうか。
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