【雑学TED】エリザベス・コックスー火とはいったい何?

2020年11月13日

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概要

キャンプファイヤーの周りに座って、あなたは熱を感じ、木から出る煙の臭いやパチパチいう音を楽しみます。火に近づきすぎると、目は焼け鼻腔はひりひりします。ねじれて、ちらちらして次々と姿を変えていく明るい炎を、あなたはいつまでも眺めていられるでしょう・・・正確にいえば、あなたの見ているものは何なのでしょうか?

TED公式サイトより引用

難易度

慣用表現

1.By contrast, fuels like wood and paper burn at a few hundred degrees – far below the threshold of what’s usually considered a plasma.

それに対して、木や紙のような燃料はプラズマが形成されるとされる閾値をはるかに下回る数百度で燃えます。

2.In a way, fire is like the leaves changing color in fall the smell of fruit as it ripens or a firefly’s blinking light.

見方によれば火は秋の紅葉や熟れて香る果物や蛍の点滅する光のようなものです。

3.What differs about fire is that it engages a lot of our senses at the same time,

火がこれらと異なる点は同時にたくさんの感覚が反応するので、

4.Besides colorful flames, fire also continues to generate heat as it burns.

色とりどりの炎のほかに火は燃えているとき常に熱を発生させています。

5.Eventually, though, even the hottest fires run out of fuel or oxygen.

最終的にはどんなに熱い炎も燃料か酸素を使い果たしてしまいます。

感想

「火とはそもそも何なのか?」という、知っているようで実は全く知らなかった化学現象シリーズです。

TEDにはこういったトピックも沢山あるので、興味がある方はScienceタグで検索してみると面白い動画を見つけることができると思います。

この動画によると火というのは「燃焼と呼ばれる化学反応を私たちが見る時の感覚的な経験」なのだそうです。

火の独特の形は重力によって形作られ、火の色は燃料となる分子によって変わり、燃焼によって発生した光を我々は知覚しています。

そう考えると、火というのは単なる化学反応に過ぎないのですが、人がそこに特別なものを感じてしまうのは、火はその強烈な熱や鮮やかな色、焚火であればパチパチと爆ぜる音など、人間の五感全てに訴えてくるからでしょう。

英語

Posted by Makoto